thesis

卒業論文

過去の卒業生の卒業論文をご紹介いたします。

2020

「環境面から考える今後の遮熱性舗装の導入について」

飯田 耕太郎

東京オリンピックの準備として、マラソンコースとなる道路の遮熱性舗装が進められた。 遮熱性舗装施工による温度低減効果は環境に左右されるため、実際にオリンピック会場となった有明で実験を行い検証した。 その結果、温度低減効果だけではなく、耐久性の向上から舗装道路の延命にも貢献でき、資源の有効利用にも効果があることを明らかにした。

2022

「AIの画像認識を活用したリサイクルの自動化」

三村 駿人

天然資源の枯渇が懸念されているレアメタルは、地上に蓄積された工業製品を資源とみなす「都市鉱山」からの回収が期待されている。 しかし、リサイクル現場では人手不足が深刻化している。そこでAI技術を活用する試みが盛んになってきているが高額なシステムの導入は経済的に困難な場合が多い。 そこで、本研究ではGoogle Colaboratory上でPythonを活用し、画像認識を行った。その結果、精度については、まだ課題は残っているが、形状が異なる携帯電話の分別は可能であることを実証できた。

2020

「エコプロダクツとしての着物 -東京染小紋の事例研究‐」

大野 貴子

日本の民族衣装ともいえる着物はサステナブルなファッションとして国内外から評価を受けるようになった。 しかし、近年、日常生活に着物を取り入れることは少ない。 そこで改めて東京染小紋を対象としたユーザーアンケート調査やLCAを使った環境影響評価を行い、エコプロダクツとしての特徴を整理した。